そして、今日も測定なり~
そして、今日も測定なり~

寒い日には安定した室温のなかで今日も測定作業です。
エンジンの分解整備作業はまず洗浄から始まりひたすら洗浄いたします、洗浄液で手が赤く腫れ
あがるまで1日中洗浄作業になる場合もあります、その後は目視によるパーツの点検です。
目視点検が終了しましたら稼動部及び消耗箇所はゲージ(測定器)による寸法を記録管理していきます。
その後は交換部品の選別です、ちなみにここがいつになっても悩む部分であります、コストの事を
考えなくてよいならば別なんですが、 ん~まだ再利用できるパーツなんだけどなぁ~と思いながら
いやいやせっかく分解したのだからここも新品部品にしよう~・・・・などなどです。
このような場合は車両の年式や今までどのような使い方をしてきたのか、これからどのように
乗っていかれるのか(一般的なツーリングかレース使用)などをきいて判断させていただいております
もちろんですが基本的な一般消耗部品は無条件で新品部品で交換になります。


ZX-12Rのシリンダー、GSXR1100(油冷)のシリンダーへッド どちらも数万キロを走っておられます
ので各部品の点検作業には時間をかけて行います。


1/100㎜アナログ、1/1000㎜アナログ、1/1000デジタル、測定する場所で使い分けております。
今までデジタルのダイヤルゲージでは測定中の数字のチラツキで読み取り確認がやりにくかった
のですがこの機種は内径の最小値を記憶ホールドしてくれますので大変やりやすくなりました、
メーカーが生産するための原料が手に入らないとかでしばらく生産ができなかったみたいですが
1年半前に注文していたのですが最近やっと入手できた測定器の一つです

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