点検~基本整備 編
点検~基本整備 編

最近では基本整備の大切さを痛感した人やプチ放置プレイを経験した人からの消耗部品の注文や問い合わせを
いただきます。(特に純正部品の欠品が出始めたZZRシリーズ)
ZX14も新車から数えますと もう8年目になりますのでそろそろ重要な部分のグリスアップ等も必要に
なってくるとおもいます
写真のZX14はノーマルエンジンなので「ハイカムを入れて遅くしてくれ~」と言う注文ではありませんが・・
基本整備のついでにバージョンUPパーツの装着です。

お~っ とエアークリーナーが4年前の点検になっておりますが・・・

リプレイスメントフィルター(DNA)が装着されておりますので正しい手入れを行えば再使用が可能です
まずは専用液で洗浄~水洗いへ~

自然乾燥ののちフィルターオイルを塗布いたします

車体装着前はシーリンググリースを塗って防塵対策(シールド)を向上させます

装着完了~ 一般ツーリングメインに使用の場合ですが、走行距離にもよりますが最低でもラムエアー車は
6ヶ月~12ヶ月の間をめどに点検(洗浄)をされるほうが性能維持としては望ましいでしょう。

プラグの交換はネジ部に齧り防止のペーストを塗布して装着します
長期間装着する予定ではありませんがへッド側のネジ部をいたわる目的でおこないます
Cタイプになりますとオーバートルクで簡単にプラグが折れてしまいますのでペーストを塗布する場合は
締め付けトルクに用心いたしましょう・・・
プラグは自分で交換しましたよ~ と言われるかたの
ほとんどがプラグGKも潰れてない状態の締め付けトルク不足が大半でありました。
基本整備こそ少しの機械経験で誰にでもできる作業なんですが正しく行うには専門知識が必要です
点検~整備と言う言葉がありますが誰がやっても同じ性能や機能にはなりません
油脂類やケミカル類や使う道具などもすこしづつではありますが進化しております。

ブレーキフルードタンクも液面低下によるラバーの変形を点検いたします
CAP内にも水分がたまりやすいのでフルード交換を兼ねて洗浄いたします(かなりの水が溜まっておりました)

フルード交換及びエアー抜き作業がおわりましたらブリーダーボルトの中に残っているフルードを
吸湿紙で吸い取ります、これを行こなわないと走行中にミストのように飛び散る場合がございます
このような作業は少年のころにプラモデル造りに熱中してきた者が得意とする行き届いた作業です。
次回に続く・・・

お問い合わせは MC.マディファイ 橋本 までご連絡ください
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