修復、修正
修復、修正

何の車種かはわかりませんが マニホールドだと思います クラック(割れ)の修理依頼です。

染色浸透深傷剤、通称カラー(レッド)チエックと言います
目視では確認しにくい損傷個所や溶接後のクラック個所をチエッキングする作業です。

現像処理を行いますと目視確認ができやすいように割れた部分が赤い線となって浮き出てきます

クラック箇所の確認がとれましたら割れの端部に穴をあけて開先(溶接用の溝)を作ります。
強度確保のために軽く裏波が出るくらいの開先で仕上げます

隙間や反りはこの時点で固定します

開先を深く取った場合は1層仕上げではなく2層で仕上げます
1層目は予熱を行ったのち溶け込み優先の電圧で鋳物系はブローホールに用心します。

2層目の仕上げは軽く盛り付けしたら完成です。
あとは溶接ビードを研磨してもかまわないし、修理痕をそのままで使用しても特に問題はないと思います。
絶版パーツの修復修理 ご相談ください。

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